坐骨神経痛とブロック注射の注意事項と副作用
坐骨神経痛の痛みが激しく痛み止めの薬も効果なし。
そのような状態の時は「神経ブロック療法」と呼ばれる手段があります。
■ 坐骨神経痛とブロック注射の注意事項と副作用
症状が悪化して痛みが酷く、
痛み止めの薬を飲んでも効果がない場合、
「神経ブロック療法」に移行します。
神経ブロック注射は約25種類の療法があります。
ちょっと驚きでしょ。
神経ブロック注射のやり方ですが、
まず神経・神経周辺の組織に局所麻酔薬を注射><
追記ですが症状に対しては、
ステロイド剤(副腎皮質ホルモン)を使う場合もあります。
この注射で、
脳に痛みを伝達する神経信号を止めます。
つまり、
痛みの源の交感神経の緊張を緩和させ、
一時的に痛みを感じない状態にするって事です。
先程も言った通り神経ブロック注射は、
25種類あり、
その中でも坐骨神経痛に関係のある注射は、
椎間板ヘルニアへ対する注射になります。
椎間板ヘルニアに対するブロック注射は、
主に以下の3種類になります。
■硬膜外ブロック注射
身体の脊髄には、
脊髄を覆う一番外側の膜で
「硬膜」と呼ばれる部分があります。
その硬膜と黄色靭帯との間に、
数ミリの隙間があり、
そこに局所麻酔で神経機能をブロックします。
この硬膜外ブロック注射は、
注射の中でも安全性が高いものだと言われています。
■神経根ブロック注射
神経根ブロック注射というのは、
あなたも体験した事があるかもしれませんが、
歯医者さんで抜歯などに使われる麻酔薬と同じです。
ご存知の通り、
激しい痛みを抑える為に使います。
神経根に針を刺し込み、
局所麻酔剤・抗炎症剤を注入していきます。
■椎間板内ステロイド注射
椎間板に直接ステロイド剤を注入して、
痛みの症状を緩和します。
椎間板内に直接針を入れる為、
ちょっと怖いですよね><
以上が坐骨神経痛の際に使うブロック注射ですが、
もちろん打った際に副作用や注意事項もあります。
■ブロック注射の前後の注意事項・副作用
・注射を打つ日は雑菌予防の為、お風呂は控える。
・打った1週間前後は無理な動きはしない。
・打った1週間前後はお酒は控える。
・打った後は足腰に力が入りにくいケースあります。
・打った後は排尿・排便の感覚がおかしく感じる
(1週間続く時は受診する事)
痛みの症状を和らげるという点では、
最も使われるブロック注射です。
でも神経ブロック注射では、
痛みの根本を治療しているわけじゃありません><
あくまでも一時的に痛みを抑制しているだけです。
ですので、
麻酔が切れたらすぐに痛みが復活します(泣)
痛みが引かないからといって、
神経ブロック注射を打ち続けるわけにはいきません。
やっぱり坐骨神経痛を根本から治療できるのは、
ストレッチが最も効果があると思っています。
痛みが酷くなり注射という選択になる前に、
今の内にストレッチで、
坐骨神経痛をしっかり治していきましょう。
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