坐骨神経痛の症状と似ている「バージャー病」
「バージャー病」ってご存知ですか？
この病気は坐骨神経痛にとても似ているんです。
男性に多い病気ですが知っておいてください＞＜
■ 坐骨神経痛の症状と似ている「バージャー病」
坐骨神経痛の症状と言えば、
・腰に激痛
・お尻に違和感がある
・下肢部分に痛みと痺れがある
確かにこれらは代表的な症状ですが、
だからといって、
この症状だから坐骨神経痛！ってわけじゃありません。
とてもよく似た症状の病気があり、
それが「バージャー病」と言われています。
バージャー病というのは、
足の動脈が血栓によって詰まる事で、
血液の流れが悪くなる血管の病気です。
（血栓というのは血液が固まる状態です）
なんとも聞き慣れないバージャー病ですが、
この病気は、
国の難病特定疾患として指定されています。
稀な病気だな。って思っていたら、
実は該当者は全国で約１万人いるらしく、
結構無視できない病気だとも言われています。
しかも、
１万人の９０％が男性＞＜
バージャー病は現在の医療では、
まだはっきりとした詳細は分かっていませんが、
現時点では、
おそらく喫煙に関係があるようです。
男性に患者が多いというのは、
煙草を吸う方が多いからでしょう。
そしてバージャー病の気になる症状ですが、
本当に坐骨神経痛によく似ています。
まず下肢部分に痺れが出てきて、
足先が冷たくなり感覚が鈍くなってきます。
その後、歩行が難しくなります。
ここまでは、
とてもよく似ていますよね？
でもバージャー病の症状は、
実はここからが違うんです。
この足の痛みを我慢してしまうと、
冷えた患部に血液がいかなくなります。
その結果。
足の壊死が初まってしまうんです＞＜
つまり足の切断という最悪な事態も、
視野に入ってきてしまうというわけです。
このバージャー病の症状は、
確かに坐骨神経痛に似ていますが、
閉塞性動脈硬化症にも似ているようです。
閉塞性動脈硬化症というのは、
動脈硬化の一種で、
足の動脈が狭くな塞がってしまう病気で、
足が冷える事で痺れを起こし、
歩行困難が生じてきます。
ちょっと怖い病気ですよね＞＜
現在言われているバージャー病の治療方法は、
初期症状の場合は、
とにかく煙草を吸うのを止める事から始めます。
そして、
口の中を清潔に保ち、
血栓を溶かす血流改善薬を投与するようです。
しかし症状が悪化し酷くなった場合、
血管に人工血管をバイパス手術で移植し、
血流を促し足を切断という形になるようです。
このようにまだ正確な治療方法はありませんが、
今すぐ煙草を止めて、
手足の皮膚を清潔に維持する事が、
回復への道筋だと言われています。
もし今の時点で、
あなたに同じような症状があり、
それを放置している状態なら、
とにかく病院へ行き症状の原因を、
正確に確かめる事が大事です。
早めの診断。早めの治療。
ご自分の身体を大事にしましょうね＞＜
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